関ジャニズム(アルバム)

今回のアルバムは「関ジャニズム」と言っているが、実は「ジャニズム」が正しいのではないか?と思う。

関ジャニ∞はジャニーズの隙間産業です!

そういう立ち位置を確立してきた関ジャニ∞

プレミアムにて亀が関ジャニ∞はザジャニーズですね!と表現したとおり、隙間産業がやれる=ジャニーズとは…を存分に理解してるのではないか?と。

SMAPTOKIO、キンキ、V6に憧れ、滝翼、嵐、NEWS、KAT-TUNと同時代を生き、マッチや少年隊、男闘呼組など世代じゃない先輩の楽曲に触れ、どこか一つに影響されすぎることなく全てを自分たちに取り込む気なのでは?と。

そして、おそらくKAT-TUNに影響されて育ったキスマイ、エイトに影響されて育ったジャニーズWESTの精神ですら飲み込み取り込み、次に狙うはジャンプなのかな?育てる振りして丸飲みするんじゃないかな?と期待大。


さて、アルバム感

01 - EJ☆コースター 

(作詞:GAKU 作曲:GAKU 編曲:久米康嵩)

SMAP。そしてSMAPのイメージとメンタルがやはりエイトと似てるのだろうと感じさせた曲。

昔からプロデューサーが被ってたからか、SMAPをイメージさせる曲を歌うことはあったが、残念ながら歌いこなせてるとは感じられず、ガッカリした日もあった。

今作はSMAPのイメージを払拭するまでにはいたってないが、歌えていると感じた。そこに進歩を感じた1曲


02 - FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN

(作詞:RYO-Z, ILMARI, PES and SU 作曲:DJ FUMIYA 編曲:DJ FUMIYA) 

リップスライム。おそらく誰が作った曲と教えられてなくてもリップスライムだろうとわかったであろう曲。

あまりに大倉がSUさん?に似ていてリップスライム聴いてるんだっけな…と感じた。

リップスライムのいい宣伝になりつつ、関ジャニ∞の番組名が入ってることにより関ジャニ∞の宣伝をサラッとしつつ、関ジャニ∞の新たな可能性=ラップですらやりこなせまっせ!という宣言に感じた。

これからもアーティストからむちゃぶりされる関ジャニ∞が見たい。関ジャニ∞らしさに寄り添うのではなく、どこまで関ジャニ∞に持ってけんの?と。


03 - 三十路少年

(作詞:前山田健一 作曲:前山田健一 編曲:大西省吾)

ヒャダイン関ジャニ∞のパブリックイメージとおっさんのパブリックイメージをこねくり回して合わせて一回こっきりの使い捨てで楽しい曲作ってきた。

そんな感想。ファンの知る関ジャニ∞ではなく、一般かにわかレベルの。しかし絶妙。


04 - キング オブ 男!

(作詞:若旦那(from 湘南乃風) 作曲:TAKESHI 編曲:久米康嵩) 

関ジャニ∞!私の求める関ジャニ∞像まんま。泥臭く、洗練されてなくて、自分たちの手ですべて掴み取ってやる!というファンから見たすでに身につけてる関ジャニ∞イズム


05 - Masterpiece

(作詞:SHIKATA 作曲:SHIKATA / GRP 編曲:SHIKATA / GRP) 

ワンピースの主題歌にしたい。純粋にかっこよく好み曲。歌を歌詞ではなく曲調で好き嫌い決めてしまうタイプで、歌詞は一切脳まで到達しないタイプにもかかわらず、すんなり歌詞まで入ってきた曲。1番でよこやまさんが、2番でおーくらが同じ箇所を歌ってること、その歌詞を2人に与えた陣営の考えに鳥肌がたつ


06 - ココロ空モヨウ

(作詞:UNIST 作曲:UNIST 編曲:Peach) 

私の中で錦戸さんと=で結んでしまってる曲。

関ジャニ∞イズムというより、錦戸曲だと感じる。


07 - ひびき

(作詞:HAJIME 作曲:金丸佳史 編曲:大西省吾) 

ココロ空モヨウと同じく、大倉さんと=で結んでしまってる曲。

大倉曲。

つまり両方ともタイアップとしての正解。

関ジャニズムと言われたら疑問符になってしまっていたが、関ジャニ∞に内包してるものと考えたら関ジャニズムなんだなと感じた。


08 - ゆ

(作詞:渋谷すばる 作曲:安田章大 編曲:高橋浩一郎

女子アイドル曲。まさか二人からこんなにポップで夢溢れた曲が生まれるとは思わなかった。

これに関してはジャニズムでも関ジャニズムでもなくアイドルイズムかな?と。そこまで手にする気なのか!強欲!好き!


09 - ER2

(作詞:GAKU 作曲:GAKU 編曲:久米康嵩) 

エイトレンジャーというキャラクターが関ジャニ∞に内包されているからこそ生まれたかっこいい楽曲。

洗練されてるようにも泥臭くも聴こえる不思議な楽曲。そこが関ジャニ∞っぽい


10 - おえかき

(作詞:りょうちゃん 作曲:りょうちゃん 編曲:ももちゃん) 

関ジャニ∞は5歳児と中学生と高校生とアラサーのおっさんの精神を持ったグループなのでしょう。

その中の5歳児前面に出した曲。不思議楽曲。どう扱えばいいのか戸惑いを覚える曲。


11 - ドヤ顔人生

(作詞:長瀬智也 作曲:長瀬智也 編曲:長瀬智也 ブラスアレンジ:YOKAN) 

すごくTOKIOTOKIOから見た関ジャニ∞。すごく嬉しくなる曲。

お前らの良さはここだぞ!って先輩に言っていただけてる気になれる曲。

歌も楽器も笑いもそして切なさも詰め込まれた大事にしたい曲。


12 - 象

(作詞:高橋優 作曲:高橋優 編曲:池窪浩一 / 高橋優)

高橋優氏が初めてを捧げてくれた渾身の関ジャニ∞の持ってるかっこよさ詰め込んだ曲。

関ジャニ∞らしさと新しさと高橋優らしさを1曲で表現できるとかすごい!と純粋に思う。正直1番聴いてる曲。


13 - RAGE

(作詞:笹原慎 作曲:笹原慎 編曲:Peach) 

村上信五イズム曲。

ザサッカー。

ひなに一番似合う歌詞で似合う曲。

センチメンタルなんざ吹き飛ばせ、勝ちを手にするために走れ!という疾走感がある。

キングオブ男に近いイメージがある。ファンが求めてる関ジャニ∞イメージとひなに求めてるイメージは一緒なのかもしれない


14 - オモイダマ

(作詞:松原さらり 作曲:南田健吾 編曲:大西省吾 ブラスアレンジ:YOKAN) 

個人的に思い入れが強すぎる曲。別れの曲であり、思い出の曲であり、前へ進めと背中を押す曲。

よこやま担のエゴだけれど、よこやまさんと=で結んでしまう曲。RAGEやキングオブ男とは真逆なのに関ジャニイズムを感じる曲。

私の中で関ジャニ∞は喜怒哀楽すべてだからかもしれない。


ユニット

01 - アイスクリーム <安田章大/錦戸亮>

(作詞:安田章大 / 錦戸亮 作曲:安田章大 / 錦戸亮 編曲:野間康介) 

とにかく可愛い。

歌詞曲MVライブ演出すべてが大正解!


02 - 『 愛 Love You 』 <村上信五 A.K.A KING>

(作詞:Peach 作曲:Peach 編曲:Peach

単純に好き。ただ、ラップを好きじゃない方はダメなのだろうけど、エミネムなどを聴いて育った人間からするとラップだからと馬鹿にする風潮に腹がたつ。いい曲です。大事にしてほしい。でも好みじゃないなら仕方ない。

 

03 - アダムとイヴ <横山裕/大倉忠義>

(作詞:SHIKATA 作曲:SHIKATA / REO 編曲:SHIKATA / REO) 

別記事に書いたため割愛


04 - 道 <渋谷すばる/丸山隆平>

(作詞:渋谷すばる / 丸山隆平 作曲:マシコタツロウ 編曲:大西省吾) 

良い曲。しっとり聴かせる曲を歌えるのは二人しかいないなと感じる。

ただ、申し訳ないのはアップテンポが好きでバラードはよほどじゃない限り聴かないタイプなので、深く掘り下げるほど聴けないと言うこと。

歌唱力の高さと良さはわかるので、この曲がいつか私に必要になるときは来ると思う。


以上